再度化学療法決定。(アバスチンについて) [病気]
腫瘍マーカーは、月に2,3ずつ上がっている感じ。CA125が4→6→9みたいな。
マーカーはこんなでも、腹水の中には腹膜播種からのがん細胞が再発していた。
お腹は、10月中旬から、卵巣も子宮もないのに、なんか生理中みたいにチクチクするな?
という症状が出ていた。
今も、腹水でお腹がまた出てきつつあり、腸が少しチクチクと鈍痛で痛む。
「こういう再発の発見のされ方もあるのだな」
と個人的に思った。
10月に腹水貯留してしまっているので半年以内、つまりプラチナ耐性ということで、TC療法はもう使えないという。
次に使う抗がん剤は、ドキシル・カルボプラチン・アバスチンの予定。
中でもアバスチン(ベバシスマブ)を使うことで抗がん剤の奏効率が30%ほど上がりやすいらしい。
しかし、アバスチンには
1.たんぱく尿がでやすい
2.血圧が昇がりやすい
3.穿孔と言って腸に穴が開くことがある 1/30人
といった症状が出ることがあるそうだ。
卵巣癌治療にアバスチンが2013年11月22日に保険適用になっている。
卵巣癌にアバスチン、学会声明
【国際共同第Ⅲ相臨床試験; GOG-0218 試験の概要】
対象: 化学療法未治療の上皮性卵巣癌、卵管癌、原発性腹膜癌患者
投与方法: ベバシズマブ(15mg/kg)をパクリタキセルおよびカルボプラチンと併用(ベバシズマブは 2 サイクル目から
投与)。化学療法との併用後、ベバシズマブ単剤で病勢進行又は 21 サイクルまで投与する。
試験結果: N. Engl J Med 365; 26, p2473-2483 参照
「dose-dens TC療法」という初期の卵巣がん治療には確実に保険が適用される。
再発化学療法でも適用になるのかどうか。
【注意すべき副作用: 消化管穿孔】
白金製剤耐性再発卵巣癌を対象とした海外第 II 相臨床試験(AVF2949g 試験)のレトロスペクティブな解析では、3 レジメン以上の前治療歴が消化管穿孔の発現リスクとして抽出されています(適正使用ガイド参照)。
ちなみに、私の癌のタイプは、予後不良と言われる「明細胞腺癌」。
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入院時にあって役に立ったもの(^^♪ [病気]
入院のしおりに書いてあったものは全部役に立っている(当然)。
私が特に重宝したもの。
ゴミ箱、買い物などでもらうナイロン袋大量、マスク大量、ティッシュ2箱はいる。
手術時の入院と、化学療法1回目の入院時は吐いたので、
ゴミ箱にナイロン袋を二重に敷いておいたものが便利でした。。。
あとは、ipad mini。たまたま持っていたのでポケットwifiでつなげて動画見まくっていました。
そして、それをみるための両耳用イヤホン。
イヤホンはテレビ見るのにも絶対いりますよね。
あと、ステンレスマグボトル。冷たいものは冷たく、温かいものは温かく保ってくれました。
冬場、暖房が効いてる病院内でも、カーディガンはいりますね。
あとは、基礎化粧品を顔につけるときに使う鏡。四角い20cmくらいのやつを立てて使っていました。
肩にかけられる大きめの布バッグ。お風呂の用具一式が入り、便利でした。
お風呂と言えば、洗面器もあると便利でした。
S字フック数個!!私はナースコールを枕もとのキャビネットにS字フックで取り付けていました。←(切実)
ノートと筆記用具。
治療日誌をつけていて、入院中も、退院後も役に立っています。
なにか、参考になるものがありましたか?
それでは、また
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産婦人科外来 化学療法後7カ月目 [病気]
1回目48.5×60.87mm →2回目92×27.7mm
腹水貯留が少し増えているため、穿刺して腹水をとった。
斜め上、腹腔内の画像がモニターに映し出されているのを興味深く眺める。
針が刺さった感じがした。
何かで紛らわしてないと我慢できない程度には痛くなってきた。
モニターである一点が「バチッ」という音とともに赤くなった。
「あの部分を狙って穿刺するのかな?」
と思ったが、なんか痛みが出てきてモニター見てるのもめんどくさくなった。
そうこうしてるうちに腹水の採取が無事終了した。
そして、先日その結果を聞きに外来へ。
残念ながら腹水内に腹膜播種からの悪性細胞が発見されたらしい。
開腹手術の時に腹膜播種は削っていないという。
それ削ってもらうと、腸を切ってつなげることになったのかなぁ?
緊急CTになったので、また説明を聞きに行くけど、腫瘍ができていませんように。
でも、腹膜播種が癌細胞また発してるんだよなーーー。
再度化学療法になりそうだな。。。
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産婦人科外来 化学療法半年後 [病気]
腫瘍マーカーは相変わらず安定していてほっとしたのだが、
先日撮影したCTで、骨盤内に水が少量写っていたとのこと。
「腫瘍マーカーが上がっていないのだから、大丈夫ですよね?」
と尋ねたが、
「わかりません」
とのこと。
膀胱の近くに水が溜まっているので、穿刺して調べるのも多少危険らしい。
いろいろ調べてからどうするか考えるとのこと。
うーん、そういえば、骨盤のあたりが少々ちくちくしてた気がするが。。。
でも、今のところ、それも消えたかな。
何でもありませんように。。。(-人ー)
あ、そうそう、産婦人科の血清でも肝機能系含む以前同様ひととおりの検査項目調べてほしいって今度頼んでみよう。
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TBSドラマ「コウノドリ」観た! [日常]
TBS系金曜夜10時~「コウノドリ」
医療ドラマわりと好きで観てるけど、産婦人科ものは初めてな気がする。
女性の出産を医療現場という俯瞰的な立場からとらえたいいドラマだわ。
婦人科の話題はナシやろなww
子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮癌、卵巣癌の患者はナシだな。
新たに誕生する命の壮大なドラマに毎回感動できそう
産婦人科病棟でみた妊婦さんと赤ちゃん、キラキラ輝いていた
綾野剛君演じる、産婦人科医でピアニストの鴻鳥サクラ先生のやさしそうな温和な表情がいいですねー
四宮先生役の星野源さん、覚えましたわ!
今回2回目の話はかなり涙しぼったーーー
次回も楽しみだ
で、婦人科の話はやっぱりナシだろな。
婦人癌もシャレにならん壮大なドラマやのに。(もうええて)
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高額医療控除失敗(TT) [病気]
まず、血液検査で次CTという毎度の手順。
朝食を抜き、お茶を350ml飲み干してCT撮影へ。
今回は、ある試みを試してみた。結果は失敗だった。
毎度、血液検査とCTのある日はお会計が9910円なのだった。
1万円を超えると、高額医療控除でお金が帰って来るらしいので、
なんとか1万円超えてやろうと、早めに薬も一緒に処方してもらった。。。が!
1万円超えなかった。
領収書を見ると、いつもよりひとつ点数項目がない。
検査という項目箇所にいつも133点あったのが今回なかった。
これは、今回点数に相当する血液検査項目を実施していないかららしい。
何を調べると「検査」の点数になるんだろう?
そして薬処方68点足しても9720円。。。
全額負担か。。。
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癌患者への心のケアと主治医 [病気]
癌患者と、その家族への精神的な配慮がもっとほしいと望んでいる患者さんがいる。
私は現在、主治医に不満はない。
だが最初のころ、自発的になにも調べず、考えず、受け身に治療を受けていたときは不満と不安でいっぱいだったように思う。
わからないままでは不安なので、自分の病気についてできるだけ調べていき、疑問や質問や思いがあれば紙に書いて、外来や回診の時に先生に質問していた。(文句はダメですよん)
先生は患者を治すことに専念して心を砕いているので、症状に関する疑問や質問にも熱心に答えてくれるし、協力してくれる。
患者もある程度知識をもって治療にあたっていると、医者にとってやりやすくなっているのではないかと思っている。
受け身で治療を受けるのではなく、「自分の1番の主治医は自分だ」と今の私は思っているし、前向きに治療に向かう姿勢が、先生にも伝わって治療が順調にはかどるのではないだろうか。
もっと深い悩みを抱えているという場合は、そういう専門の相談所などがあると思う。
入院中は、ホスピタリティ面はメインで看護師さんにしていただけた。
しあわせな入院生活を送ることができて、かかわった看護師さんたちにとても感謝している
患者さんや患者さんのご家族の気持ちを考えた医療提供を望むし、わたしも、これからもいろいろ調べて自分で知識をつけて考えをまとめたうえで、医者に相談していきたいと思っている。
「名医というのは探すものではなく、患者が育てるもの」
医者が患者を本気で治療したくなる話し方 引用
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病院主催 がんサロン [病気]
外科療法(手術)入院記その3 [卵巣癌根治術(手術)]
術後2~4日目。
毎日のように家族がお見舞いに来てくれ、励みになった。
痰がすごくて咳で出そうとするがお腹が痛い!!
術前食に戻るといっても食欲がわかない。
おかゆさんにしてもらったが、糊のようで食べにくい。
とにかく食欲が全くわかない。
点滴の針を手の甲でテープで止めているのだが、汗をかいてすぐにはがれる。
でも、私の感覚としては、まだ暖かい10月なのに寒くて寒くて仕方ない。
これは、腹部の胆汁ドレーンを外してもらうまで続いた。
電動でベッドを起こしてから、腕で押して乗り降りするのだが、コツが難しい。
お腹が痛くて曲げられず、しゃがむことができないのに、床に携帯を落とした。
それを、お腹が曲がらないのを忘れてとろうとして転倒、
ドカーーーーーーーーン!!
というものすごい音で壁に頭を打ち付けた。
あまりの大きな音でびっくりした同室の女性が2人ほど様子を見に来て、詰所の看護師さんたちに報告してくれた。
看護師さんたちがすっとんできて、
「病院にいてるのに怪我してもらったら困る!!血をサラサラにする血栓の注射してるから、よけい脳内出血起こしやすいのに!!」
というわけで、車いすに乗せられ、真夜中の病院内を滑走した。
薄暗い夜の病院内の待合室のそばを通り、エレベーターに乗り、廊下を抜けて脳外科へ。
どこをどうやって到着したか記憶にない。
CTの台にのせられ、頭のCTを撮った。
そしてまた、車いすに乗せられ夜の病院を滑走して病室へ戻った。
CT撮影の結果、脳に異常なしで一安心。(ー ー;)
この事件は、後々も看護師さんに弄られた。_| ̄|○
迅速に看護師さんに連絡していただいた同室の患者さんたちには感謝してもしきれない。
私のベッドの傍にある壁はベコーーーーッとへこんでいた。
べニア板だろうと思っていたら、けっこうな合金だった。
後で思うと、夜の待合室に座ってたおじさんて何者~?←